副腎疲労③

さて、今日のお題は副腎疲労の続きです。

副腎を元気にするために摂って欲しい栄養素についてお伝えします。

ここから、読み始めた方は副腎疲労① 副腎疲労②を最初に読んでくださいね!

副腎疲労は、鬱病などの精神疾患と間違われやすいのが残念なところ。

だるいとか、動きたくないとかいう症状が主訴の場合が多いので心療内科を受診する人も多いんです。

心療内科を受診する前に、副腎疲労は血液検査や唾液検査で調べられるので「なんか、だるくて動けない」「朝起きられない」「なんだか、悲しい」などの症状がある場合は、心療内科ではなく副腎疲労を調べられるクリニックを受診してみてください。

残念ながら、保険適応は難しいようですが、的外れな診断で的外れな薬を飲むよりよっぽど安上がりだと思います。

では、本題。

副腎疲労が疑われる時に摂って欲しい栄養素① マグネシウム

私たちの、ほとんどすべての細胞の代謝に関わっている栄養素が「マグネシウム」です。マグネシウムは、自律神経、中枢神経、末梢神経、すべての興奮を鎮めてくれる栄養素です。

逆に、神経を興奮させるスイッチになるのがカルシウムです。細胞、神経、筋肉を興奮させるのはカルシウムで、緩めてくれるのがマグネシウムの役割です。

これを、お伝えすると「じゃあカルシウム摂らないで、マグネシウム摂ればいいの?」ってなってしまいそうですが・・・違います。なんでも極端はNGでバランスなんです。カルシウムとマグネシウムは力を合わせて身体の中で働いています。(余談ですが、牛乳の栄養素は極端にカルシウムが多く、マグネシウムが少ないんです。これは、私たちの栄養吸収にも大きく関係していて、バランスの悪さからカルシウムが身体に有益なものではなく害になっているという説もあります)カルシウムも身体には、なくてはならない栄養素です。

副腎疲労の原因には神経系の興奮が必ずあります。その症状として、コルチゾールのアンバランスやエネルギー不足が起こります。これを解決してくれるのがマグネシウムです。

マグネシウムは、玄米、全粒粉、ヒジキ、わかめ、ホウレンソウ、アーモンド、納豆、きなこ、切り干し大根などに多く含まれています。あとは、自然塩。岩塩でも海水塩でもいいですよ。

食べ物からも意識して欲しいですが、マグネシウムを効率よく体内に吸収させるなら、経皮吸収がオススメ。マグネシウムを多く含有している入浴剤は色んな物があります。

副腎疲労が疑われる時に摂って欲しい栄養素② ビタミンB群

いろんなところに必ず出てくる栄養素ナンバー1ですね。ビタミンB群

ビタミンB群は、マグネシウムと同様、代謝反応の補酵素として働くことが任務です。その任務を果たすためには、吸収量と消費量のバランスが大事。精製された穀物摂取(白米、パスタ、うどん、そうめん、クッキー、ケーキ、小麦菓子など)や砂糖摂取が増えた私たち現代人の食事は、単純にビタミンB群足りないよ?って話じゃなく、多量のビタミンB群を浪費(無駄遣い)してしまっているのです💦

さらに・・・

リーキーガット症候群や脂肪肝、慢性咽頭炎、歯周病さらにはストレスによって、ビタミンB群は多量に消費されています。

ほんでもって、食材の本来持っているはずの栄養素も減っているわけですから、VB(ビタミンBの略)超不足している可能性が高いんです。

VBは、胚芽米、豚肉や魚、レバーやニンニク、貝類や魚卵、海苔、ピーナッツなんかに多く含まれています。

しかし!先ほども書きましたが、いくら摂っても、お菓子、ラーメン、、菓子パン、ジュース、スポーツドリンク、甘い飲み物全般、精製小麦や、砂糖を多量に摂り続ければVBはどんどん消費されてしまします。

ビタミンB群の中でもDNAと大きく関わっている栄養素がVB12

VB12は、ほぼ動物性の食材にしか含まれていないので、お肉などの摂取が有効です。ただし、動物性たんぱく質は、消化力が弱いと腸内環境を荒らすことになります(泣)

私が、いつもお肉を安心して食べられるのはこれのおかげ♡多分・・・一生手放せません(笑)

副腎疲労が疑われる時に摂って欲しい栄養素③ タンパク質

タンパク質は、細胞、筋肉、骨、皮膚、臓器、髪の毛など身体をつくる栄養素です。私たちの身体の構成は60%水そして20%はタンパク質です。構成上2番目に多い材料です。

肉や魚、豆類などをしっかり食べていても、胃腸の消化吸収能力が落ちていては、栄養素は吸収されません。さらにVB6が不足すると、タンパク質の再結合がうまくできないため、タンパク質不足に陥っている可能性があります。

お菓子、砂糖、ラーメン好きな人は要注意ですねー

タンパク質は、肉や魚、卵などの動物性。豆や大豆製品、ナッツなどの植物性があります。動物性たんぱく質は、ぞのお肉やお魚が、何を食べて育ったのかを知ることはとても重要です。卵だったら平飼いとか、お魚は養殖を避けるくらいは意識できるといいと思います。

ほかにも、タンパク質ではあるけれども避けた方がいいのは赤身の肉(適量はもちろんOK)、そして私が唯一頂かない食材・・・肉の加工品(ベーコン、ハム、ソーセージなど)は、避けた方が無難です。

動物性たんぱく質を摂る時は、消化を促すためにレモンや、梅干し、大根おろし、パイナップルなどを一緒に摂るといいですね。

あと2個。長くなり過ぎたので(笑)

ビタミンDと亜鉛については、次回にお伝えしますね。

近況だけ少し。12月20日にリリースカッターの講習会で講師を務めさせて頂きました。

この、リリースカッターに出会ってから私の技術者としての考え方が一変しました。一瞬にして筋肉を緩め奇跡を起こせるマシーン。多くのサロンオーナー様にもっともっと広まればいいなーと思っています。

勉強熱心なサロンに出会えた方はきっと幸せです♡

結局・・・副腎疲労まだ続きそうです💦

では、また!