感情の老化

今日は、感情の老化について。

人間の脳は、高次脳(高次脳機能とは、人間の脳の「記憶」、「思考」、「判断」をする高度な機能)と言われるほど、多種多様な機能があり、他の動物に比べ突出して機能が、多いとされています。まだまだ、分からないこともたくさんですけどね。

その脳はいくつかの領域に分かれていて、領域ごとに機能が異なります。

その中で、人間の感情をコントロールしたり、自発性や意欲、創造性などの役割を果たしているのは「前頭葉」と言われる部分。

前頭葉以外の、言語を司る側頭葉や計算能力に関わる頭頂葉は、頻繁に使われるため、比較的、高齢になるまで機能は衰えないのだそう。

それに比べ、感情をコントロールする前頭葉は40代~50代で委縮が始まり、いわゆる老化が進んでいきます(もちろん個人差あります)

そのために、前頭葉が司る感情のコントロール機能や、人の自発性、意欲、想像力が比較的早く、衰えていくのだそう。

これを感情の老化といい、放置するといわゆる「ボケ」が進んだり、身体も見た目も老化が加速するという・・・恐ろしい(笑)状態に陥るのだとか。

感情の老化は、人間全体の老化を急加速させます。

逆を言えば、前頭葉が老化しなければ、老化を遅らせることができる!ということになります。

前頭葉を、老化させないための習慣で、最も効果的と言われているのが「アウトプット」するということ。

入力(インプット)系より、出力(アウトプット)系が、感情の老化を防ぐには有効。脳の中で、記憶する=入力系に関わるのが側頭葉や頭頂葉。

それに対し前頭葉の機能は、ため込まれた記憶、知識、情報を引っ張り出す出力系に関わるのが仕事。

たとえて言うなら。

知識というタンスに入っているものを、どこの引き出しに入っているかを瞬時に判断できる機能も前頭葉の機能です。

学びだけ繰り返して、その学びをアウトプットしないという行為は、知識というタンスをパンパンにして、どこの引き出しに、何が入っているのかがわからない。

または。

タンスの引き出しに穴が空いていて、インプットした知識を垂れ流してしまう行為と言えます。

インプットした知識を、アウトプットするということは「行動」するということに結び付けなければなりません。

この、インプットした知識を行動に結びつけるのも前頭葉の機能。

学びだけを繰り返し、その学びをため込むだけで、生産性のあることにアウトプットしなければ、脳も外見も老化に向かって急降下。

逆に、学んだことを生産性のあることに活かそう!と考え行動することが前頭葉の老化を防ぎ。

若々しい脳と、若々しい外見を作り出す♡というわけです。

資格を取るだけとって生産性のあることに使えていない方は、急降下な老化に注意・・・です。

知識も、資格も。

使うからこそ、生産性(お金に換える)が上がり、老化も遅らせることができるという一石二鳥♡

1つでも資格をお持ちの40代以降のみなさま。

ぜひ、その資格でアウトプットしてみてください。

前頭葉が、どんどん若返ります♪

ではー

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