生物学的幸福

幸福。幸せ。

あなたは、この言葉から何を想像、連想しますか?

幸福や幸せの定義は、人それぞれ。

決まった、幸福、幸せの定義などはありません。

しかし、人間は動物。実は、幸福や幸せをどのように感じるかは、決まった生体反応で

感じる仕組みになっています。

人間が幸福、幸せ、喜びを感じる生物学的仕組みは、実は三つしかありません。

1つは、お腹いっぱい食べたり、性的な興奮の絶頂(いわゆるオーガズムってやつね)で感じるもので、エンドルフィンなどの内因性麻薬(脳内麻薬)が、放出されるとき。先日の、ブログでも少し書きましたが、食欲と性欲は、脳の視床下部という同じところで、反応するから満たされないと、脳はどっちでもいいから快楽与えて♡的に反応してしまうんですよね。

実は、これ。喜びの中でも最低レベルの喜びで。生きていくために必要な、生体反応的な喜びです。

2つ目は。

報酬系と呼ばれる仕組みで、ドーパミンという神経伝達物質が働いて、大脳の綿条体の側坐核という場所で、ドーパミンの放出が起きると。

快感を感じるようになっています。

ドーパミンは、困難な目標を達成したとき。いわゆる達成感を感じた時に放出される神経伝達物質でして。

スポーツで、スコアを達成したり、競合相手に勝利したり。仕事で、ノルマを達成したり、難しい試験問題に正解したり。

ドーパミンの放出によって得た快楽は。

また、このタイプの快楽を生み出すために、モチベーションが作り出されます。

この、報酬系の快楽は、努力のもと、モチベーションを作り出すという方向に働けば、向上心や、人間性の向上に役立つのですが、努力抜きで短絡的に手に入れることもできます。

その方法が、アルコールや麻薬、ギャンブル。

短絡的にドーパミンを放出できるので知ってしまえば、快楽だけを求めるようになります。

この、快楽の得方は、ちとヤバくて。依存を引き起こし。人格さえも変えてしまいます。

そして、3つ目。

オキシトシンの分泌に関係する幸福感。

愛する対象の存在(親、子ども、恋人、パートナー、犬や猫などの愛玩動物など)と、触れ合う(スキンシップ)ときに、安らぎや安心感で得られる幸福感。

この3つの、幸福感や、快楽でしか人間の充足感は、満たされることはありません。

この現象を、簡単に表現すると。

私たちの人生での幸福、快楽は、この3つの回路に集約されていて、この回路が満たされない思考を持っていると、生きていることに、満足感を得られないというような、不具合を生じてしまうのです。

ここから先を、書き出してしまうと、かなりの長編になるので💦

続きは、また明日書きたいと思います。

では、また明日!

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