生き物に必要な水分は水

質問です。

家にある観葉植物に与えている水分は何ですか?

家族の一員であるペットに与えている水分は何ですか?

あなたが、家庭菜園をしてるとしたら、その家庭菜園の土に与える水分は何ですか?

この3つの質問に「ジュース」「スポドリ」「経口補水液」「お茶」「コーヒー」「緑茶」「紅茶」「麦茶」「ほうじ茶」「カフェラテ」とか答える人はいないと思います。

たいていの人は「水」と答えるのではないのかと?

私たち、人間も観葉植物や、ペットの犬や猫、ウサギとかモルモット?と変わらない「生き物」

ということは、私たちに必要な水分は「水」なのです。

液体なら、身体の必要な水分になると考えている人が多いようですが、水の変わりは存在しなく。

身体に、与えるべき液体は水です。

私たちの細胞は「液体」ではなく「水」を欲しています。

なぜか?

私たちの細胞は「アクアポリン」という細胞膜に存在する水専用のチャネルタンパク質を持っています。

こんな感じ。

アクアポリンが、細胞内に招き入れる液体は「水」だけなんです。

アクアポリンを通れるのは、水(お白湯も含む)であることが大前提ですが、水ならばすべてがアクアポリンを通り細胞内に入れる訳ではありません。アクアポリンを通過して細胞の中に入れる水は限られています。

ーアクアポリンを通れる水分の条件ー

  1. 分子サイズが小さいこと
    • 水分子は非常に小さい(直径約0.27ナノメートル)。
    • アクアポリンの通路はこの大きさにピッタリで、他の大きな分子は通れません。
  2. 電荷を持たないこと
    • 水分子は中性(電気的にほぼ中立)。
    • イオン(Na⁺、K⁺、Cl⁻など)は通れないように、チャネル内部に仕掛けがある。
  3. 水素結合しながら1列で通過する水分子はトンネルの中を 一列に並んで高速で移動 します。1秒間に数十億個もの水分子が通れるほど効率的。

ーアクアポリンが通れない水分ー

  • イオンを含んだ水(塩水や電解質水 → Na⁺, K⁺ は通れない)
  • 糖やアミノ酸などの大きな分子を含む水
  • 有機溶媒やアルコール(一部AQP3やAQP9などはグリセロールや小さな分子を通せるが、基本のアクアポリンは純水のみ)
  • 色や味が付いている水分

せっかく身体に入れた水分が、全く役にたってない場合が多い。

それどころか、アクアポリンを通さない水分ばかり摂っていると身体が生命を脅かす、重篤な症状にさらされかねない。

アクアポリンの役割はこんなにも重要↓

  1. 水の選択的輸送
    • 水分子だけを高速で通すトンネルのような働きを持ちます。
    • イオンや他の溶質はほとんど通さず、細胞内外の水バランスを素早く調整できます。
  2. 浸透圧調整
    • 細胞は周囲の浸透圧変化に応じて水を出し入れします。
    • 例えば腎臓の尿細管や赤血球では、アクアポリンが働くことで水の再吸収や体液の浸透圧維持が可能になります。
  3. 体内の水分恒常性維持
    • 腎臓 → 尿の濃縮(AQP1, AQP2, AQP3, AQP4 など)
    • 脳 → 脳浮腫の形成や解消、脳脊髄液の流れ
    • 目 → 水晶体や角膜の透明性維持
    • 皮膚 → 角質の保湿(アクアポリン3が有名)
  4. 病気との関係
    • アクアポリンの異常は、腎性尿崩症(AQP2の異常)、脳浮腫、緑内障、乾燥肌などに関与します。

ということで。

水やお白湯以外は「身体を潤す水分」ではなく。

嗜好品であるということを意識して頂けると嬉しいです。

ちなみに。

血液になり得るのも水だけ。

ほぼ毎日、毛細血管測定の結果見てますが。

水を摂らない人の毛細血管は、ゴースト血管や血液ドロドロで太くなった毛細血管が本当に多い。

日々の意識が、病気を防ぎます。

大人も子供も、ペットも植物も。

水を水分としてくださいね!

どんな水が良いの?に興味がある方は、こちらにDMでご質問ください♡

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