身体を反応させる

皆さんの身体はちゃんと反応してますか?

いきなりすぎる質問ですが(笑)

何に反応?って思いますよね。

今日の質問は。生きるために備わっている機能がきちんと反応してますか?ってこと。

私たちは、生命を繋ぐために様々な機能が備わっています。

その機能は、とても複雑で心や脳、腸内環境、ミトコンドリアなど多種多様なものが連携して私たちの命を繋いでくれています。

例えば、私たちの身体が寒さを感じると、身体の熱が奪われ、体温が下がり、代謝も落ちてしまします。この状態が長く続けば身体は生命の危機にさらされるため、熱が逃げないように交感神経をフルに働かせ、血管を収縮させて血流を減少させ、放熱を抑えます。この機能が追い付かないほどに体温が下がってしまうと、強烈な震えを起こして体温を維持しようとします。

逆に暑さを感じると、汗を出し汗が蒸発するときに皮膚から熱を奪って身体の表面を冷やして体温を下げます。この汗をかく習慣がなくなると汗腺の働きが鈍くなり、身体に溜まった熱が逃げにくく体温調整ができずに危険です。

こんな感じで私たちの身体は、ストレス感じたらコルチゾール分泌させるとか、朝日を浴びるとセロトニンが分泌されて、16時間後にはメラトニンが分泌されるとか・・・本当に高機能でよくできています。

生命を守るために備えられている機能の一つ「カーサディアンリズム」って聞いたことありますか?

カーサディアンリズムは、25時間の生体リズムで「体内時計」というとわかりやすいかもですね。

このリズムを支配しているのは、脳の視床下部にある視交叉上核という部分で、両目の網膜から大脳に伸びる視神経の交わる場所にあります。

カーサディアンリズムに大きく影響を受けているのは「体温」「血圧」「睡眠」「ホルモン」

◎夜遅くなると眠くなって朝になると目が覚める

◎朝方、寝ているときの体温が低くて、起きて行動し始めると体温が少しずつ上がって夕方に一番高くなる

◎血圧は朝に上がって、夜から夜中にかけて低くなる

◎性ホルモンや成長ホルモンは睡眠中に高まる

◎昼間は交感神経、夜は副交感神経の働きが活発になる

こんなことが、カーサディアンリズムによって自動運転されています。

しかし、最近の住環境は気密性が高く、温度変化がほとんどなかったり。太陽が沈んでも煌々と明かりがついていて暗くなることがない環境だったりで、カーサディアンリズムが働かず身体に本来備わっている機能が失われてしまうという体内変化が起きています。

汗をかけない。朝起きられない。体温調節ができない。これらは、暮らしが便利に快適になればなるほど顕著に表れてきます。

子どもたちの熱中症や不眠症は、カーサディアンリズムが不具合を起こしたわかりやすい例です。

一年中、寒さや暑さはコントロールされ、いつまでも暗くならないことで、子どもたちの体内時計は制御不能なほど狂ってしまっている場合もあります。

もちろん、子どもだけではなく、大人も汗がかけない眠れないということが起きているために、体調不良になっている人たちもたくさんいます。

冷暖房や蛍光灯がない時代の暮らしに戻る必要はありませんが、たまには身体に自然の中で自然の気温変化を味合わせ、明かりが最小限で、スマホもゲームも、テレビもパソコンも数日お預けな生活をしてみるのもいいかも知れません。

東日本大震災が起こってから数日は、星空がとてもキレイで温かい暖が取れることに感動し、感謝したことを思い出して、今日の記事を書きました。

汗かけない。眠れない。

あなたの身体は悲鳴を上げていないか?

チェックしてみてくださいね!

では~

◎ボディインタープリテーション

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