とらえ方に支配される感情と記憶

最近・・・薬を簡単に処方してしまう病院が増えているような気がしています。

特に心療内科、精神科、婦人科に多いような感覚です。

婦人科はホルモン剤。生理痛に対処するためやアンチエイジングという名の元に10年以上薬を出し続けている病院も珍しくありません。

そして、心療内科や精神科。

1度に3種類から6種類くらいの薬を処方しているところが多い印象。

薬を飲むようになると、だるさや倦怠感、むくみや眠気を感じる人も多く、いつの間にか薬を飲む前よりも、行動に制限がかかってしまう人もいます。

病気を治しにいったつもりが、症状悪化・・・なんてケースも多いようなので。

まずは、薬を処方されたら「何の薬で、どこにどう作用するのか?」をきちんと知った上で服用するとDrとも話がしやすいのかと思います。

今は、処方された薬に丁寧な説明を付けてくれている場合も多いので、しっかりと読んで、自分が何を飲んでいるのか?きちんと理解してくださいね♪

さて本題。

今日は、言葉のとらえ方について。

私たちは、人が発した言葉から感情が動きそして記憶をします。

この「言葉」は、発した人の意味や目的と違うようにとらえて受け取られてしまう場合も多く、こうした場合の多くは発した側の目的が果たされることはありません。

私が、このケースをよく感じるのが「指摘」という言葉。

仕事上、お客様にお食事や生活習慣などのアドバイスをさせて頂くことも多いのですが、アドバイスの内容に「ご指摘いただいて」とか「ご指摘していただいたことを」というように「指摘」と、とらえられる場合があります。

指摘とアドバイスの言葉の違いは

指摘ー大切な点や注意すべき点を、具体的に取り上げて示すこと

アドバイスー相手の役に立つ忠告や助言をすること

だそうです。

小さな違いのようですが、その後の行動に大きな差が出ます。

指摘は、少なからずとも「攻撃」ととらえる要素があり「責められた」という感情を感じた時にチョイスされやすい言葉。

一方アドバイスは、自分にとってプラス要素が大きいと受け取った時にチョイスされやすい言葉のようです。

もちろん。言葉の定義は人それぞれ違いますから、そのほかの感情を抱く人もいるかもしれません。

この受け取り方の違いによって、脳が行動に移すことができるかどうかが左右されます。

責められたという感情がセットになっている場合は、責められたということにフォーカスされているので、何を言われたのか?肝心なところが記憶されづらく、その後の行動につながりにくいという特徴があります。

逆に、自分にとってプラス要素が大きいと受け取れれば、行動に移すことが容易なので、行動も現実も変わります。

行動が変化すれば、その後の現実が変わりますから、新たなことへとさらに行動できるというわけです。

同じことを聞いても「指摘」ととらえるか?アドバイスととらえるか?では感情も記憶の仕方も違ってくるようです。

もちろん。この言葉だけに限らず。

知らないことや、できないことをアドバイスもらった時には「できていない」「失敗した」と感情でとらえるよりも、できる方法を教えてもらった!ラッキー♡と、とらえて行動に移したほうがストレスは激減します。

身体をいたわる思考♡大切です。

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